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事故物件の上手な売却方法とは?少しでも高く売るための6つのポイント

事故物件は売却時に一般の物件よりも安くなるのが普通です。

ただし、ポイントさえ抑えれば、下落幅を最小限に抑えることも可能です。

ここでは事故物件の処分をお考えの人向けに、上手な売却方法をご紹介します。

事故物件の売却方法には「仲介」と「買取」がある

一口に「事故物件を売却する」といっても、仲介と買取の2つの方法があります。

両者の違いは次の通りです。

仲介

・買取に比べて事故物件を「高く」売りやすい
・不動産会社(仲介会社)と媒介契約をして買主を探す
・代金は買主が支払う
・仲介会社は売主、買主双方から手数料をもらう

買取

・仲介に比べて事故物件を「早く確実に」売りやすい
・不動産会社(買取業者)に直接物件を売却する
・代金は不動産会社が支払う

この記事では、上記のうち「仲介」で事故物件を売却したときの、上手な売却方法を中心に解説します。

事故物件の上手な売却方法 少しでも高く売るための6つのポイント

事故物件は、通常の物件に比べて売却価格が安くなります。

しかし、ここでご紹介する6つのポイントを押さえれば、そのまま売るよりも高く売ることも可能です。

1.レベルの高いハウスクリーニングをする

事故物件の上手な売却方法の1つ目は、レベルの高いハウスクリーニングを施して、しっかりキレイにすることです。

その結果、事故物件というマイナスイメージを和らげることが可能となり、買い手がつきやすくなります。

レベルの高いハウスクリーニングを実行するには、信頼できる業者の存在が不可欠です。

ハウスクリーニング業者を探す方法としては、以下のような選択肢があります。

  • 知り合いの紹介
  • 暮らしに関する口コミサイトを参考にする
  • 大手の業者に相談する など

問い合わせる際は「事故物件の清掃実績はあるか」「具体的にどのような施工をするか」などをヒアリングしてみましょう。

2.状況が悪い事故物件は特殊清掃を行う

事故物件の中でも「亡くなった人の発見が遅れてしまった」「腐敗臭や体液が残っている」などのケースでは、売りに出す前の特殊清掃が必須になります。

同じ清掃でも一般的なハウスクリーニングと特殊清掃では、内容が大きく変わってきます。

一般的なハウスクリーニングの場合、見た目のキレイさを重視して施工が行われます。

これに対して、特殊清掃の場合、専用機材や薬品を用いて、腐敗臭・細菌・体液をなくすことも含めて施工してくれます。

また、特殊清掃の業者は遺品整理も合わせてしてくれます。

特殊清掃を選ぶときは相見積が基本ですが、専門性の高い分野だけに料金の安さだけでなく、実績・評判・施工の中身などを確認した上で契約することをおすすめします。

3.事故物件の現場でお祓いをしてもらう

事故物件の上手な売却方法の3つ目は、現場でお祓いをしてもらうことです。

もちろん、お祓いは法的な義務ではありません。

しかし、お祓いをすることで買主の心理的な抵抗感を和らげる効果があります。

内見に訪れた人に「事故物件だけど、お祓いをしっかり済ませている」とお話すれば安心感を醸成できます。

事故物件でお祓いをするときのポイントは、ハウスクリーニング(特殊清掃)やリフォームの後に実施することです。

施工前にお祓いをすると、腐敗臭が残っていて神主さんや所有者の負担になる恐れがあるからです。

なお、事故物件のお祓いの依頼先の探し方は、次の3つが考えられます。

  • 近隣の神社に相談する
  • インターネットで探す
  • 不動産会社に紹介してもらう

4.リフォームをしてから売却する

事故物件の上手な売却方法の4つ目は、リフォームしてから売却することです。

これは、特殊清掃をしてもマイナスイメージが解消できないような、凄惨な現場などに有効な方法です。

事故物件のリフォーム時の注意点は、費用対効果を考えて施工をすることです。

例えば、事故物件をリフォームすることで、売却価格が300万円上がったとしましょう。

これに対して、リフォーム費用が500万円かかってしまえば、マイナス200万円になってしまいます。

費用対効果を意識すると、事故物件のリフォームは、不動産会社と施工会社に相談した上で「やるか否か」を判断するのが賢明といえるでしょう。

5.一定期間を空けてから売却する

事故物件の上手な売却方法としては、一定期間を空けてから売却するのも有効です。

まず前提として、事故物件を売却する際は、買主に瑕疵があることを告知する義務があります。

そして、事故の直後に告知しても、しばらく経ってから(例:数年後など)告知をしても、事故物件であることに変わりはありません。

しかし、事故直後よりも一定期間空いている方が、買主の心理的な抵抗感は薄れるのではないでしょうか。

この心理的な抵抗感が薄れることで、売却価格にプラスの影響がある可能性があります。

6.建物を解体してから売却する

事故物件の上手な売却方法の6つ目は、建物を解体して更地として売却するというものです。

これは例えば下記のようなケースで有効な対策です。

  • 建物が築年数の経っているボロ屋である
  • 人気のあるエリアの整形地である
  • 痛ましい殺人事件が起きた事故物件である など

更地にすることで、事故物件であることを完全に払拭することはできません。

しかし、現場となった建物がなくなることで、イメージが大きく回復する効果があります。

事故物件を更地にして売却する際のポイントとしては、解体費用と売却価格を比較して建物の解体を検討することです。

例えば、地価の安い地方などでは、土地の売却価格を解体費用が上回る可能性もあります(下記参照)。

[事故物件を更地にして売却したときの一例]

・解体費用:150万円(遺品整理含む)
・土地の売却価格:80万円
△マイナス70万円

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売却・物件再生・買取・引取

事故物件を買取業者に売却する方法もある

冒頭でお話したように、事故物件を売却する方法には「買取」もあります。

買取は仲介で売却したときよりも価格が下がるのが一般的ですが、以下のようなメリットもあります。

  • 短期間で現金化ができる
  • 売却後のトラブルリスクがない
  • 事故物件を確実に処分しやすい
  • 解約リスクがない
  • 手間がかからない

なお、事故物件を買取で売却した際のメリットについて、さらに詳しく知りたい人は、下記の記事もご参照ください。

【関連記事】
事故物件を買取で売却した際のメリット・デメリットとは?

EINZなら事故物件の状況に合わせて、適切なコンサルやサポートが可能!

ここでは事故物件を上手に売却する方法について解説してきました。

とはいえ、現実的には、不動産の専門知識のない人が、事故物件のマイナスイメージを自力で和らげるのは困難です。

また、不動産会社に依頼したときでも、その業者が事故物件を得意にしているケースは稀です。

不動産再生を専門とする株式会社EINZ(アインズ)では、事故物件について個別のコンサルやサポートが可能です。

  • 事故物件の資産価値を高めて仲介
  • 事故物件をそのまま買取
  • 買い手の見つからない事故物件を引取 など

私たちにお任せいただければ、事故物件の状況に合わせて適切なコンサルやサポートが可能です。

お困りの人は、お気軽に下記のリンク先からご相談ください。

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