相続した家屋のリフォーム履歴はなぜ重要なのか
相続した家屋のリフォーム履歴はなぜ重要なのか
敷地と家屋を相続し、売却を検討する場合、現状のまま売却するか解体して更地にするかといった選択をすることになりますが、それに加え、最近とくに注目されているのがリフォームです。
長期に使用できる住宅への評価が高まる中、リフォームで建物の価値を高めたうえで売りに出すというケースも増えてきました。
また、買い手も、売られている物件について、リフォームによってどう生まれ変わるかを意識しています。
建物の価値は、リフォームの可能性を織り込んだものになっています。
価値向上と費用を検討してリフォームを検討
建物を売却する際、内装などの簡単なリフォームで、エンドユーザーへのアピール力が高まり、売却価格が高くなったり、早く売れたりすることがあります。
しかし、リフォームには、材料や設備費の他、解体や内装工事費、その他諸費用がかかります。大掛かりなリフォームは、大きな投資となるため、慎重に判断する必要があります。
買い手の趣味嗜好にかかわらず、価値を高めるリフォームが、低価格で行なえるのであれば、ぜひ実施すべきです。
専門家に相談し、費用と売値のバランスを検討しながら決定しましょう。
また、リフォームの料金は個別性が強く、材料や設備以外には料金がまちまちなのが現実。
工事内容を明確にし、相見積もりを取るなどして有利な業者選びを行なうことが重要となります。
リフォーム履歴で建物の価値が変わる
実際は、建物を購入し、買い手が自分の嗜好に合わせリフォームをすることが多くなります。
その際、買い手には、建物の状態について不安があるものです。
建物を購入してみたところ、外見ではわからない問題が後から発生し、リフォーム費用が高くなることを懸念しています。
逆に、同じ建物であっても、現状でどのようなリフォームが必要なのかがわかる情報がついていると、良い条件で売れやすくなることもあります。
そこで重要性を増しているのが、リフォーム履歴です。
新築から今までに、どのような改修や補修を経て現在の状態になっているのか、という情報があると、購入後にどこにリフォームが必要になるかがわかり、買い手の安心感は高まります。
建物を相続した際は、新築時の仕様書・設計図、そしてリフォームの記録などが準備できないか調べてみましょう。そ
れが、あなたの建物の価値を高めてくれるかもしれません。
リフォームの相見積もりなども当社に
当社では、相続した建物の売却を考える場合に、そのままの売却、リフォーム、また更地での売却など、最適な売却方法を提案いたします。
また、建物のスムーズな売買に役立つリフォーム履歴について、建物の診断・調査などのお手伝いや、必要書類のアドバイスをすることができます。
なお、リフォームを行なう場合、内装業者の紹介、相見積もりなども歓迎いたします。
リフォームを含めた不動産売買の総合コンサルティングができますので、お気軽にご相談下さい。
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